ぎっくり腰について

ぎっくり腰とは?

重いものを持つ拍子に突然腰に激痛が走り動けなくなってしまうぎっくり腰ですが、正式には「急性腰痛」といいます。
突然の激しい痛みから、欧州では「魔女の一撃」とも呼ばれます。
ぎっくり腰の多くは、数日〜1・2週間程度で回復しますが、改善が見られない、または下半身にしびれや痛みの症状が見られる場合は、腰椎椎間板ヘルニアなどの疾患が隠れていることもあるので要注意です。

ぎっくり腰の原因は?

多くは重いものを持ち上げる時に発症するものが大半ですが、時には立ち上がろうとした時や、急に身体をひねった時など、日常生活の何気ない行動でぎっくり腰になるケースも見られます。
また、くしゃみを契機として発症する例もあります。
くしゃみが続くと、ぎっくり腰だけでなく、肋骨骨折のリスクもあるので注意が必要です。

ぎっくり腰はどんな状態?

背中や腰の筋肉と筋膜の損傷が起きてしまい、ぎっくり腰の症状を引き起こします。その中でも、腰に力が入らずに座り込んでしまうような時は、肉離れを起こしてしまっている可能性が高いです。

ぎっくり腰になりやすい要因は?

アスリートや若い人でもスポーツ活動中にぎっくり腰となることもありますが、その一方で日常生活動作で突然発症することがあります。
要因としては、筋肉が緊張して固まっていたり、疲労している状態であることが挙げられます。
日常生活の中で、自分では気づかないうちに筋肉は疲労していき、食事や睡眠によって回復していますが、十分な回復が得られない状態が続くと、突然体がキャパオーバーとなり、ぎっくり腰などの症状が現れます。

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